初期費用の相場について お部屋がし・引越しのご相談は三重県伊勢市のマルモ不動産

初期費用の相場について

お久しぶりの記事更新です。
4月になり、新生活を始められた方も、チラホラいらっしゃることではないでしょうか。
すでに賃貸契約も終えられているかもしれませんが、来年度の新生活者のためにも、新居で必要となる初期費用について書き留めておこうと思います。

お部屋探しを始める時期に、よく質問されることが、

『初期費用ってどのくらいかかる?』

引越しを何度も経験したことがある人ならば、なんとなく初期費用は、このくらいと理解されているのですが、初めての一人暮らしだと、不安だし、お金のことだから重要デス。

まず、、、

『そもそも初期費用とは?』

お部屋探しにおいて、この『初期費用』という言葉から聞き慣れないと思います。部屋を借りる時には家賃だけでなく、様々な『契約のために必要なお金』があり、それらをまとめて『初期費用』と呼んでいます。

●初期費用の内訳

◇基本的に必要となるもの◇

◎前家賃

基本的には1か月分必要。1月に契約して2月から住む場合は契約時に、あらかじめ2月分の家賃を支払っておくことが一般的です。
また、月の途中から入居する場合は日割り家賃が計算されます。
日割り家賃の計算方法は(家賃+共益費)÷30日×必要日数です。
28日の月でも31日の月でも、一律30日として計算するのが一般的です。

◎敷金

家賃1か月分が相場。契約終了時のお部屋の原状回復(クリーニングや消毒・修繕など)の費用に充てられ残金が返金されることが一般的です。
入居の際、大家さんに預けておくお金のこと。

注)最近では敷金がない物件も増えてきていますが、その分退去の時に原状回復費の請求をされるので、契約終了の時に、まとまったお金を準備しておく必要があります。

◎礼金

家賃1か月分が相場。大家さんにお礼の意味合いで支払うもの。お礼なので返金はされません。
最近では礼金なしという物件も増えてきています。

◎火災保険料

万が一の火災や水漏れなどの事故に備えて加入する保険です。
部屋の広さや補償内容によって金額は変わりますが、単身者用で15,000円前後・ファミリー用で20,000円前後が一般的です。
1年もしくは2年ごとに保険契約の更新も必要となり、更新料が必要になります。
火災保険未加入で万が一事故を起こしてしまうと、建物や他の住人への多額の損害賠償を個人で負担しなくてはならなくなるので、保険には加入しておきましょう。

◎仲介手数料

家賃の1か月分+消費税が相場。
お部屋の契約手続きを行った不動産業者へ手数料として支払うお金です。
仲介手数料は法律で『家賃の1か月相当額まで』と決められています。
最近では仲介手数料半額や仲介手数料なしという業者も増えています。

◇場合によって必要になるお金◇

◎保証料

最近では連帯保証人をつけない代わりに、『家賃保証会社』に加入することを入居条件にする大家さんが増えています。
『家賃保証会社』とは、万が一入居者が家賃を滞納した場合、代わりに大家さんに立て替えて支払っておいてくれる会社のことです。
(入居者には家賃保証会社から、請求がきます)
この保証会社への加入料は家賃の50%~70%が相場になっています。

◎サービス加入料

業者や物件によって、その管理会社が独自に行っている24時間サポートサービスや系列会社のサービスを利用できるグループ会員などに加入が必要になるケースもあります。
金額が数千円~数万円とバラつきがあるので、入会料の記載がある場合は不動産業者に確認を取りましょう。

★契約時に必要な初期費用=家賃の4~5倍★

以上、部屋を借りる契約をするためには、初期費用と呼ばれる様々なお金が必要になることを記しました。

家賃が5万円だからといって、5万円あれば借りられる…というわけではありませんので、部屋を借りる時には、事前にどんな費用が必要なのかしっかりと調べておきましょう!

その他なんなりとお気軽にお問い合わせください。