プロしか知らない土地購入の注意点【落とし穴には充分に気をつけて】伊勢市の土地購入はマルモ不動産

絶対に後悔したくない! と土地を探していたのに、、、
結果は失敗してしまって……。
こんな人って意外と多いものです。今回は、土地購入で起こりがちな失敗を紹介しながら、
土地購入時の注意点をお話しします。

土地購入に失敗してしまうと、どれだけ素敵なお家を建てても不満が残ってしまいます。しかも、失敗したからといって容易に買い替えることができないからタチが悪いです。でも臆する必要はありません!

何も知らなければ落とし穴に落ちてしまうかもしれませんが、場所が分かっていれば、その穴を避けることができるからです。

これから紹介する失敗談を糧にして、ご自身の土地購入にお役立てください。

「注意1」 周辺環境のチェックを入念に!

新しい住まいに暮らしはじめてから、周辺環境について後悔するといった話をよく聞きます。充分に周辺環境を考慮して土地を選んだつもりであっても、住んでみて初めて不便さに気づくパターンです。この手の失敗は、土地購入の際に入念にチェックすれば防ぐことができるので大丈夫です。

A.時間帯や天候による街並みの変化を観察しよう

たとえば、駅や施設までの距離感に注目してみましょう。見学時は駅までスムーズに行けたから、通勤は楽だなと思っても、時間によっては道が混み、信号では待たされ、想定外に駅まで遠く感じてしまうことがあります。
基本的に
不動産広告で表示されている駅までの徒歩時間は、80m/分で算出されます。
距離が800mなら10分で着くという計算で表示されています。細かくいうと、途中の坂道や信号の待ち時間などは考慮されていません。踏切が所謂開かずの踏切であっても、ラッシュ時に混雑しても、距離が800mの場所には10分で着くことになる表現になっています。
もしかして「近道や抜け道があるから大丈夫」と考えるかもしれませんが、その道は安心・安全な道ですか? 雨になると泥濘で歩きにくい、街灯が少なく暗くて怖い、交通量が多くて危険といった場合があるので要注意です。

検討するときは、天候や時間帯で街並みがどのように変化するかを意識することがとても大切です。平日と週末、朝と昼と夜、天候によって、街は表情を変えます。季節によってもどんな変化があるか考えるとよいと思います。あらゆる状況をイメージできるように、何度も下見することを超オススメします。

もちろん、チェックするのは駅だけではありません。よく使うことになるスーパーなど商業施設にも注目です。お子さまがいるなら、学校や公園までの道のりも大切。ご家族それぞれのライフスタイルに相応しいか見極めましょう。

B.盲点になりがちな「風」

とくに伊勢は風が強いと考えています。

お子さまがいらっしゃるご家族のなかには、学校までのアクセスを意識して土地を選ぶケースは少なくありません。学校から近ければ、通学に便利だし事故に遭うリスクも低いだろうと考えています。たしかに、学校の周りは治安を考慮した街づくりになっていることが多いです。でも、学校の近くに住むことには、デメリットもあることを忘れないでください。

それは、子どもたちの声といった騒音問題。
…だけではありません。運動場の砂埃が風で舞い上がって、わが家に吹きつけてくるという事態が実際に起きています。砂埃が吹きつけると窓が汚れるだけでは済みません。日常生活に大きな影響を及ぼすのです。

空気を入れ替えたくても、窓を開けられない。洗濯物が室内でしか干せない。といった状況に陥ってしまうのです。その結果、子どもの健康のために定期的に服をクリーニングに出しているなんてご家庭もあると聞きます。

この問題は、学校が近ければ必ず起こるという問題ではありません。学校が近くても、砂埃が舞い込んでこない場所もありますし、学校でなはなく、空き地の砂埃が原因になることも考えられます。海の側ならば尚更のこと潮風が気になるかもしれません。

騒音や治安を意識する人は多いですが、「風」は忘れられがちです。この機会に、出来るだけ視野を広くして、その街で暮らすことをイメージしながら土地を探しましょう。

C.地図に載っていない地域情報もある

自分の希望が揃った土地が売れ残っていてラッキー!と思い土地を購入。しかし、その土地の目の前がごみ収集場所だった……。カラスにごみ袋が荒らされたり、ごみ収集日に臭いが気になったり。家を建てる工事が始まり、工事の様子を見るために足を運んでいるうちに、なぜ土地が売れ残っていたのかを知ることになるケースもあります。

最近では詳細情報も掲載されていることも多いのですが、このように、周辺環境すべての情報が地図などに掲載されているとは限りません。だから、不動産のチラシや地図などのデータだけで土地を選ぶのは危険なのです。ぜひ積極的に現地に足を運んでください。土地を見学することで、地図には載っていない周辺情報を知ることができます。地図と見比べながら見学して感じたことをメモしておけば、土地選びの有効な判断材料になります。

注意点2 購入後、土地に問題が発覚することも

周辺環境の条件をクリアしていても、土地に問題が見つかる場合があります。地面の中のことは、表面から伺い知ることは難しいです。きっと一般の人が見学しただけでは、土地に問題があるのかは見極められ難いでしょう。

購入した土地が軟弱地盤だった

土地を購入する前に地盤調査できるのは稀です。多くは土地を購入してから実施します。そのため、土地を購入してから地盤調査の結果を知るというパターンが圧倒的に多いのが現実で、土地が軟弱地盤の場合は、ある程度は周囲の状況から知ることができますが、大半は購入してから判明することになります。

地盤調査で改良工事が必要になることを想定して、地盤改良工事費として100万円ほどの予算を最初から盛り込んでおきましょう。軟弱地盤であると発覚しても対応できるように準備をしておく訳です。もし、地盤調査を難なくクリアできた場合は、地盤改良工事費が必要なくなって、準備しておいた100万円得をしたような気分になりますよ。そのぶん家具や家電に使うのもアリです。

上下水道管、通っているのが当前だと思っていませんか?

実際に、上下水道管やガス管が購入した土地の前面道路まで来ていないことがあリます。特に、田舎だとライフラインが未整備な土地があります。未整備の場合、自己負担で管の通っている主要道路まで道路を掘り返すケースもあります。

そのほか、通っている水道管が古い規格のものの場合、現在の規格と合わないというトラブルを招くこともあり得ます。ライフラインを整えるために100万円程度が必要になるかもしれないことを、頭に置いておくようにしてください。

注意点3 費用や法規制について

土地を購入する機会は、人生で何度も訪れるものではありません。だから、多くの人が家づくりに必要な費用や法規制を知らないところから土地探しを始めます。初めて聞く専門用語で頭が混乱する人もいるのではないでしょうか?

お金がかかるのは、土地の代金だけではない
土地を購入するには、土地そのものの値段を支払わなくてはなりません。

しかし、土地金額だけでなく、色々なお金を支払う必要があります。

売買契約書の収入印紙にかかる「印紙税」、仲介会社に支払う「仲介手数料」、不動産登記に必要な「登録免許税」「司法書士の報酬」「ローン借入費用」「つなぎ融資」のための利息や手数料固定資産税都市計画税などがあげられます。さらに、ローンの種類や金融機関によって異なりますが、事務手数料保証料火災保険料団体信用生命保険料なども必要になってきます。

支払う項目が多いと悩ましいです。でも土地購入の際には、土地そのものの金額だけでなく、トータルでいくら必要なのか見越して予算を組むことが大切です。

土地の法規制のため、住宅の間取りを妥協することに

さらには購入した土地の地域によっては、法律で建物の大きさや高さなどに規制が設定されていることがあります。その結果、間取りを妥協して住宅を建てることになる場合があります。

土地に関する法規制の用語に、「用途地域」「市街化調整区域」「建ぺい率」「容積率」「斜線制限」「防火地域」などたくさんあります。しかし難しい法律を全部覚えていないと土地を購入できないという話ではありません。

費用や法規制などでアタマが混乱する前に、ぜひプロに相談してみてください。資金計画の段階からアドバイスいたします。具体的に土地探しから購入までをイメージすることができます。

土地購入、これで失敗しない!

ここまで土地購入の落とし穴を紹介してきました。いくつもの注意点を読むと、土地購入を躊躇してしまうかもしれません。でも、予算や条件が揃ったときには、思い切って行動に移すのも大切です。土地には在庫がありません。迷っているうちにほかの人が購入してしまう可能性があるのです。

そこで、これまでお話ししてきた内容をしっかり吟味したうえで、冷静な判断と迅速な決定力で乗り切っていきましょう!これらを踏まえてそのお手伝いをさせていただくことをマルモ不動産は重視してお仕事をさせていただきます!お気軽にご相談ください!