不動産市況とサイクルについて(トレンドと7年サイクル)伊勢市の空き家活用にも強いマルモ不動産
一般的に不動産について考える場合、マイホーム計画か賃貸か、というところが圧倒的だと思います。それに対して投機的に考える人々もいて、私も詳しい訳ではありませんが、不動産投資なんてキーワードで見かける事柄がそうです。
ですが、不動産市況として、市場価格の増減は少なからず発生しているので、コロナウイルスで騒がれている昨今、不動産を考えるタイミングからは程遠いかもしれませんが、そこも踏まえて一考していきましょう。
まず、景気でも株でもそうですが、不動産市況においても「サイクル」というものがあります。もし、不動産市場のサイクルを自在に掴めたならば、不動産投資や不動産関連ビジネスで成功を収めることができるでしょう。
サイクルというのは、循環という意味で、繰り返しのイメージになります。上がったり下がったりのグラフで、この動きは数式などで解明出来ず、経済学的にも説明する事は難しいとされています。
この上下を繰り返しながら上昇していくのか、下降していくのか、これは「トレンド」と呼ばれ、その傾向性を指します。よく“トレンドとしては上昇基調にある”といったコメントを耳にすると思います。
日本の不動産市況は7年サイクルという説があります。
バブル期に始まり、不動産融資総量規制の影響で急落し、ITバブルで上昇、不良債権回収、リーマンショックなどの影響も受けつつ、概ね7年周期で上下しているといった、後になってからの観点でいうサイクルとトレンドの動きです。
これらを転換期に予兆を捉えて、仕掛け時や様子見を駆使できれば大金持ちです。
ただ、大金持ちになれずとも、このような市況の動きを意識することを頭に入れておくことで、大きな買い物である不動産の売買・賃貸のタイミングを見誤らずに済むことも考えられます。
今まさにコロナショックで市況、否、世界恐慌レベルで、経済動向がどうなっていくのか読めません。当然我々不動産業でも市場の動きというか肌感覚レベルで停滞しています。
もちろん需要と供給のバランスにより左右されるものでもありますので、やはりケースバイケースということにもなります。その周辺状況により一件一件親切・丁寧に、お話をまとめていくことが我々の役目と自負しています。
マルモ不動産も、今、対応できること、いつになるか分からないコロナの終息以降の動き方、等々、日々考えさせられておりますが、前向きに進めるように、モットーである『人々と不動産の豊かな関わり』を念頭に置いて、何が出来るのか、どう考えていくべきなのか、模索していきます!