保険としてもかなり有能な団体信用生命保険(団信)の種類・メリットは? 伊勢市の親切で高顧客満足度を目指すマルモ不動産

DIY的作業に大忙しのマルモ不動産です。

朝晩と少しずつ冷え込んでくるようになって、すっかり秋です!個人的にも一番好きな季節です。ただ季節の変わり目でもあるので体調を崩さないように注意しましょう。

さて、今日は知っているようで意外と知らないかも!な団体信用生命保険(以下、団信)のお話を。住宅ローンをお考えの方であれば聞いたことがあると思いますが、住宅ローンを組んでいる途中で、借りている方に万が一のこと(所定の保険金支払事由)があった場合、ローンは保険金で支払われることになり、残された家族は支払う必要がなくなります。←ココが自己所有のお家を持つことの偉大な点だと思います!

で、この保険、大体の金融機関で扱っている住宅ローンに団信加入があります。三重県の代表的な銀行のひとつ、百五銀行さんを例に挙げると、フラットを除き基本的にすべての住宅ローン商品で団信加入が必須事項になっています。色々あるのですが、過去の持病が原因で団信加入が難しい方に、金利に0.3%上乗せで加入できるワイド団信という商品があったり、その他にも0.1%の金利上乗せで加入できる がん団信プラスⅡ(がんと診断確定されるとローンが保険金で支払われます)、生活習慣病団信(上乗せ金利:0.15%)、3大疾病団信(0.3%)、ライフサポート団信(0.35%)などもあります。これらの付加団信の掛金は借りる側の負担ですが、通常の万が一にのみ備える団信掛金は銀行の負担です

保険商品として考えた場合、疾病タイプの保障力はスゴいです。金利が0.1%上乗せになるので、3000万借りていたとしてザっと計算していくと、1か月あたり約1,400円で加入できると。尚且つがんになった場合3000万のローンが無くなる!こんなの一般的な生保商品と比べてもすごく安い。通常のがん保険で診断給付金が3000万なんてありませぬ。。。

このほかに時々ご相談いただくフラット35は団信が任意加入です。こちらの団信は、任意加入なので掛金は借りる人の負担になります。フラット35は申し込みの際に団信の申込書も同時に出されることがほとんどなので、皆さん流れのままに申し込むかも知れませんが、年齢によっては、少し考えたほうがいい場合があります

保険会社の商品にもよりますが、一定の年齢の方まではフラット35の機構団信より民間保険会社の収入保障保険のほうが安い場合があります。逆にご年配の方だとフラットの方がお得な場合もあります。フラット35という住宅ローンは固定金利で確実な支払いの見通しが立てられる面は優れているのですが、この団信自己負担が痛いところです。

いずれにせよ団信か、それに準ずる保険への加入は必須ですので、損をしない・賢い加入をし、安心できる住宅ローンライフを送っていただきたいと願います!

マルモ不動産では保険商品の取り扱いはございませんが、客観的に第三者目線で助言等出来ることもあろうかと思いますので、不動産にまつわるこのような相談もお気軽にお声がけいただければと思います。