緊張!?の不動産取引の当日の流れと内容(決済と受渡し)について 三重県伊勢市の顧客満足度優先のマルモ不動産

一口に不動産取引と云っても土地、建物、融資の有無など色々なパターンがありますが、今回は一番多いであろう融資(住宅ローン)での土地の決済について書きます。

まず不動産取引の決済(売買代金を全額を支払う)の場所は、ほとんどの場合は銀行の応接室を使わせてもらいます。時々、近隣に無い融資機関(フラット35利用時などネット銀行)の時でも無理言ってお借りすることがあります。

大体の買主様は、不動産の購入のために銀行から住宅ローン等融資をしてもらい、売主に売買代金を支払います。この融資の手続きがあるので決済は銀行で行うのです。

最初に、売主様、買主様、司法書士の先生(以下敬称略)、不動産会社の担当者など全員がそろったら挨拶をします。この際、買主は売主、司法書士と直接会うのが初めてという場合が多いです。それまでのやり取りは、我々不動産業者が窓口となっていますから。

挨拶が済んだら、司法書士は住民票や印鑑証明書など受取り、売主・買主に登記書類の説明をしつつ、署名・押印です。また振込伝票への記入もあって買主には、決済の場にいる全員の視線があつまるので『緊張』の瞬間です。こんなときの緊張を解すのは私の得意とする所です!

署名や押印が済んだら、司法書士は押印の印鑑を確認し、権利証にも間違いがないか確認し、書類に漏れがないかを確認します。問題がなければ、「融資を実行しても大丈夫です。」と伝えていただきます。

初めての方は、次から次へと出てくる書類に圧倒されると思います。売主や買主が銀行の振込伝票を書き終わったら、それを銀行員に渡し、、、やるべきことが案外多いので大変ですが次に進んでいきます。

そして、売主の口座へ売買代金が振り込まれていることを確認しないことには終わりません。これは融資が実行され、銀行から買主の口座にお金が振り込まれ、今度は買主の口座から売主の口座へ不動産の売買代金が振込まれます。この最終の売主の口座へ振込まれるまでの時間が結構長いんです。

この振込がされるまで何をしているかというと、、、売主・買主・不動産会社の担当者とで歓談です。沈黙にならないように、だいたい私が色々な話題を振ります。。。決済が始まって30分〜1時間もすると、売主の口座へ振込がされます。これで不動産の所有権が買主へと移転される訳です。晴れて買主は不動産の所有者となります!!!

売主の口座へ振込がされたら、銀行員はがお金を持って登場します。このお金は司法書士の報酬、不動産会社の仲介手数料、などです。これを其々確認後手渡して、領収証を受け取ります。

基本的に、これで決済は終了です!おつかれさまでした!ありがとうございました!

買主にとっては、普通の商品と違って、物とお金の動きを目にすることが無いまま事が進んで行くので、呆気にとられるかも知れないですが、キチンと各々が処理されているのでご安心ください。こういった流れについても、マルモ不動産では事前にわかりやすくご説明しております。こうして無事受け渡しが行われることで任務完了です!