住宅ローンを払えない場合は？ 競売や任売とは？ 伊勢市の親身になってくれるマルモ不動産

よく耳にはするものの競売・任売って…できるだけ関わりたくない事柄だけど、一応知っておきたいローンが払えなくなった場合の対処法についての話です。

住宅ローンが払えなくなるとどうなるか、一般的には『競売』がよく知られているかと思います。
債権者が債務回収のために、裁判所に対して申し立てるものです。私の身近な取引先でも実際に起こった出来事で、余談ですがもうすぐこの競売も行われるとことになります。

さて、住宅ローンが払えなくなった場合、いったい何ヶ月滞納すると競売という事態を招くのか！？というと、金融機関によって違いがありますが、ほとんどの場合3ヶ月から6ヶ月です。
つまりは、3ヶ月の滞納で危険であるということです。ローン契約書などには必ず「滞納●ヶ月で割賦払いの権利を失う」といった内容のことが書いてあるはずです。
金融機関はこのルールに則って粛々と裁判所への申し立てを開始するのであります。とは云え、競売の申立人は銀行などの金融機関ではなく、保証会社であることが大半です。
ローンを組む際に、この保証会社って存在があったはずで、保証会社が滞納者に代わって銀行にローンの残額を一括して支払うのです。（銀行は決して損しないように考えられているのです）そうして、保証会社は、債権者として、滞納者（債務者）に対して支払いを求めるわけです。当然支払えない状態でしょうから、不動産の＜強制的な売却＞である競売を申し立てるという流れです。

しかしながら、住宅ローン滞納者がいきなり不払いになる訳ではありません。昨今の実態的不景気の影響下で、徐々に支払いが苦しくなるなど、ある程度予測ができている場合、金融機関に主導権はあっても、任意売却いわゆる『任売』という方法をとることもできるのです。任売は文字通り、所有者（債務者）が自分の意思で不動産を売却することで、多くの場合、競売よりも任売の方が売却額は高くなります。

さらに！競売落札価格が債権相当額（ローン残額）に満たなかった場合、債務は存続するので、不動産は失うは、支払いは要求されるは、大変なことになるのです。

つまり、競売は借金が消えるという意味ではありません。

もちろん、任売で財務相当額が得られるという訳ではないのですが、競売に比べたら残額は少なくなるだろうという話です。

注意点は任売を進めてくる業者の中には、任売なら残債は放っておいて大丈夫などという輩もいるようですが、そんな話はありませんので。

暗い話題でしたが、ともかく、こんな話は最悪の場合であって、このような状態になる前にしっかりマネープランを見直して、支払い計画を練り直してみる事を重視してください。
そんなとき、やっぱり親身になって相談に乗れるマルモ不動産をご利用ください！